節電対策(1) エアコンの設定温度と扇風機の活用

工場には、家庭用エアコンが4台、業務用冷房機が2台あります。

このうち、工場の大部分を業務用冷房機の1台で賄っていて、この冷房機の最大消費電力は40kWに及びます。(フル出力で1日8時間回すと、それだけで320kW(≒6000円以上)もの電力を消費します。)
昨年の冷房による消費電力は、夏場3ヶ月で17,000kWh消費しました。

冷房機への対策としては、一般的な目安である28度設定を徹底したいと思います。
社員のみなさんに周知するとともに、リモコンに注意書きを貼り付けてみました。

扇風機は、プレス機械の周りには設置するスペースが少なく、荷物の移動の邪魔になることもあります。このため、小型のクリップ式扇風機を人数分購入し、利用することにしました。
ちなみに購入した扇風機の消費電力は12W。10台同時に使っても120Wですので、業務用冷房機(40kW)の300分の1程度です。

またこれとは別に、工場内の空気を攪拌(かくはん)するための大型扇風機を回すことにしました。
床上が1台、天井取付が1台の計2台で運用してみます。

<3ヶ月の節電効果>

エアコンの設定温度28度と扇風機の併用で50%の節電効果があると言われています。

[昨年3ヶ月の冷房による消費電力] 17,000(kWh)  × [節電効果] 50%

=  8,500  kWh

「冷房より先に扇風機をつける」
習慣になるよう、しっかり心がけ、徹底していきたいと思います。
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